君は世界で1番輝く星【短】



「柚菜がもし彼女だったら、柚菜たちお似合いだと思うなぁ。だって、売れっ子アイドル同士じゃないですかぁ!」






は???





何言ってんの、コイツ。






「あんた、俺が好きなの?」






「もちろん!ゆず、リク君と付き合いたいなぁ!」






「俺」が好きじゃないくせに?





トップスターの碧空が好きなんだろ?






おもしれぇ。







「あっそ。あんたが好きでも、俺は好きじゃないしね。はい、交渉失敗!バイバ〜イ」








「なにそれ…サイテー!せっかくチャンスあげたのに!意味わかんない!」





そう言って柚菜は、走ってどっかに行ってしまった。






なんだ、ちゃんと喋れんじゃん。





多分、そっちの方がいいんじゃない?







多分だけど。






でも、サンキュ。




今ので、佑月っていう存在がどれだけ大きいのか…よく分かったよ。







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