君は世界で1番輝く星【短】



「俺と付き合って。安仁屋さん何も答えなかったし。いいって事だよね。」




「碧空さん…本当ですか?」





「碧空さん……??」







俺は、佑月から目を……逸らしてしまった。






自分でも、何を言ったらいいのか、何をしたらいいのか分からない…。





ただ…俺みたいな奴といるより、しっかりと気持ちを言える春川みたいな奴のほうが…




佑月、幸せになれるかなって。







ほんの少しだけ、そう思ってしまった。






「分かりました…。碧空さんの気持ちは…」






「アサカちゃんっ!!」





佑月は、俺の元から去っていった。





「安仁屋さん…本当にサイテーっすよ…」






俺じゃなくて、春川が佑月を追いかける。








_
< 47 / 79 >

この作品をシェア

pagetop