君は世界で1番輝く星【短】
大切なことは、
結婚しようって言われたことでも。
約束でもない。
気持ち。
好きだって気持ちがあれば、大丈夫。
私は、碧空さんを信じることができる。
「じゃあ俺、行こうかな。実を言うとさ…ずっと幼なじみのことが好きだったんだ。でも中々好きって言えなかった。佑月ちゃんや安仁屋さんに、俺も気づかされたよ。心からの気持ち、伝わるかな?」
「はい!必ず伝わりますよ!頑張って!」
「おう!佑月ちゃんも、ちゃんとぶつかっていかないとね!安仁屋さん、意地っ張りだから」
「分かってます。私もがんばります!」
「うん。じゃ〜また!
あ、俺の映画ちゃんと見てな!そんで俺のこと、もっと宣伝しておいてよ!」
「もちろんです!応援してますよ〜っ!!」
私は、ゆきさんが見えなくなるまで…ずっと手を振っていた。
ゆきさん、頑張って!
そして私も、頑張ろう。
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