君は世界で1番輝く星【短】
輝く星は。*碧空*
俺は、佑月を探し続けた。
伝えたいことがあるんだ。
ちゃんと、目を見て。
「あっ……」
前から歩いて来たのは、春川だった。
「安仁屋さん…」
春川も俺に気づいて、立ち止まる。
「探してんすか?」
「あぁ」
「居場所は、教えませんよ。自分で見つけなきゃ」
「分かってる」
「ただ…」
「ただ?」
「頑張って。彼女を幸せにしてやって下さい。彼女、ずっと待ってるって。好きだから、頑張れるって言ってましたよ。」
春川はそれだけ言って去って行った。
春川…
ありがとな。
教えてくれて。
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