君は世界で1番輝く星【短】
「ヒューヒューッ♪おめでとう〜!」
「碧空かっこい〜!!」
みんなからの、暖かい拍手に包まれる。
私…お嫁さんになるの?
碧空さんの、お嫁さんに。
「さすがリーダーだな。式場はもう予約してあるから。記者も呼んだけどいいよな?」
「俺は、佑月がいいなら…」
そう言いながら、私を見る碧空さん。
「私も全然良いです!本当に有り難いばっかりで…」
「じゃあ、決まりだな。花嫁と花婿はさっさと準備して。あ、理事長と里美さんも。それから〜…」
さ、さすが秀才。
陽斗さんは、テキパキと私たちに指示をする。
こうして私たちは、考える暇もないくらいに早く準備をして、式場へと到着した。
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