ラブレター
「初めから二人が両想いになる事は分かってたしね」
「ふうん、、。」
雄太郎はすっと立ち上がり、
「、、もう行くの?」
「うん。今頃透が襲われてるかもしれないから、様子を見にね」
そういう雄太郎は何だか楽しそうだ。
(、、あんたはそういう役目なのね)
鈴菜は頭で理解する。
っぐい
「、、、何?この腕」
鈴菜が雄太郎に腕を絡めた。
「ん?べっつに~」
嬉しそうにしている鈴菜を拒むわけにもいかず、溜息をつく。
「何よー!」
「いや、、?」