初恋 -吹部員とサッカー部員の甘い恋-
『いいよ!重いでしょ!?悪いし…。』

『別に…そこまで重くねぇし。てかお前が持ってるの見てる方が重いんだけど。あそこのバス停だろ?
そこまで持ってってやるから。』

『え…でも…。』

『いいから。
あ、じゃこれ持って。』

龍司があたしに渡したのはすごく軽いスクバ。

気…遣ってくれてる??

ここは
龍司の優しさに甘えちゃおう。

『龍司...ありがと。』

『おう。』
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