初恋 -吹部員とサッカー部員の甘い恋-

『愛華、宿題写させて??』

笑いながら手を差し出す龍司。

『しょうがないなぁ…。
はい。』

『サンキュー!』

そして
せっせとあたしのノートを写しだす。


すんごい一生懸命に写してるな…。


話し掛けてもらえて
すごく嬉しかった。


今日一日を過ごして思ったコトがあった。

龍司と話しているとき
すごく嬉しくて幸せだなと思っていたこと。

なんかいつの間にか目が龍司を追っていた。

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