甘い歌はいかが?


「ふっ」


また笑われた…


「かわいいなって言われて照れてんのか?かわいいやつ。」


そう言ったら周は私の頭をくしゃくしゃに撫でた。


だから…なんでそんなこと言えるの!?できるの!?


「あぁ~!!里依ちゃんばっかりずるい!!

僕も頭撫でてよ、周!!ねぇいいでしょ?」


蜜は突然現れたかと思ったら周の腕にぶらぶらぶら下がっていて

周は凄く呆れた何とも言えない顔で蜜を見ていた。


「ねぇしゅ~う~!!僕もして~」


「バカかお前。俺はそんなことしねーぞ。ほら、あっち行って呑んで来いよ。」


周が蜜を突っ返すと蜜は拗ねてどこかへ歩いていった。


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