瞬-またたき-
10
異性の子に物なんかもらったことなかったし、
ましてや告白も初めてだったから、
どうすればいいか困った。
というか、人をモノで釣るな!!!
とは思った。 笑えるよね。
それで帰ろうとして、しばらく歩いていると、後ろから祐子が走って追い掛けてきた。祐子とは、クラスメイトの女子である。
祐子「翔ちゃん〜追いついた〜」
私「祐子ちゃん、どうしたの?」
祐子「アキラが原のこと聞いて、『先越されたーっ』って大慌てで、とりあえず私、翔ちゃんと家近いから、代わりにコレ、渡してって。」
アキラも、クラスメイト。まだ顔は覚えてなくて誰か分からなかったけど。
異性の子に物なんかもらったことなかったし、
ましてや告白も初めてだったから、
どうすればいいか困った。
というか、人をモノで釣るな!!!
とは思った。 笑えるよね。
それで帰ろうとして、しばらく歩いていると、後ろから祐子が走って追い掛けてきた。祐子とは、クラスメイトの女子である。
祐子「翔ちゃん〜追いついた〜」
私「祐子ちゃん、どうしたの?」
祐子「アキラが原のこと聞いて、『先越されたーっ』って大慌てで、とりあえず私、翔ちゃんと家近いから、代わりにコレ、渡してって。」
アキラも、クラスメイト。まだ顔は覚えてなくて誰か分からなかったけど。