瞬-またたき-
14
今思えば、
何気ない一言だし、ズバズバ言うお年頃だからとも思えるけど
当時転校生という身で。
みんなはお互いを3年、あるいはそれ以上知っていて。
その孤独な世界の中で、
無我夢中に親友づくりに励む自分が虚しくなった。
あ、親友じゃなかったんだ。
と、裏切られたような、何か心の中でストン。と物が置かれたような気持ちになった。
それからは、祐子ちゃんの一言一言が気になるようになってしまった。
祐子「翔ちゃんってデブだよね」
「走り方なんか変」
「鼻息あらっ」←
ズバズバ言うだけの子のようですが、
随分メンタルやられました。
今思えば、
何気ない一言だし、ズバズバ言うお年頃だからとも思えるけど
当時転校生という身で。
みんなはお互いを3年、あるいはそれ以上知っていて。
その孤独な世界の中で、
無我夢中に親友づくりに励む自分が虚しくなった。
あ、親友じゃなかったんだ。
と、裏切られたような、何か心の中でストン。と物が置かれたような気持ちになった。
それからは、祐子ちゃんの一言一言が気になるようになってしまった。
祐子「翔ちゃんってデブだよね」
「走り方なんか変」
「鼻息あらっ」←
ズバズバ言うだけの子のようですが、
随分メンタルやられました。