瞬-またたき-
24
冬休みがあけて、私は緊張した面持ちで、学校にはいった。
教室に入ると、クラス中が
私のことをジロジロと見た。
以前転校したときのような、
好奇の目ではなく、
まるで私がどんな人間か探っているかのような目だった。
先生「じゃああそこに座って」
指示されたのは何故か真ん中の席。
先生「その席の子、学校来てなくて...まだ藤田さんの席が用意できてないから、そこ、座ってくれる?」
不登校の人の席に座らされた。
机の中には、その子のものと思われるプリントや教科書がぐちゃぐちゃと入っていて、
自分のものが入れられなかった。
大体、席ぐらい冬休み中に用意できなかったのだろうか。
冬休みがあけて、私は緊張した面持ちで、学校にはいった。
教室に入ると、クラス中が
私のことをジロジロと見た。
以前転校したときのような、
好奇の目ではなく、
まるで私がどんな人間か探っているかのような目だった。
先生「じゃああそこに座って」
指示されたのは何故か真ん中の席。
先生「その席の子、学校来てなくて...まだ藤田さんの席が用意できてないから、そこ、座ってくれる?」
不登校の人の席に座らされた。
机の中には、その子のものと思われるプリントや教科書がぐちゃぐちゃと入っていて、
自分のものが入れられなかった。
大体、席ぐらい冬休み中に用意できなかったのだろうか。