〈BL〉愛してる
「校長先生に
岩滝……先生を
放送で呼び出して
欲しいと頼まれたんです」
「そぉなのか。
なら、放送室行くより
直接言った方が
早くないか?」
確かに、
体育館の方が近いですね。
「まぁ、九重先生が
会いたく無いってなら
放送でも良いけどさ」
「……」
黙ってしまった私。
それは、透が
苗字で呼んだからです。
何時も、二人で
話して居る時は
名前で呼んで
下さるのに……
授業中とは言え
誰かに聞かれたら
大変なのは
分かって居るのですが
苗字で呼ばれた事が
酷く悲しいと
思ってしまいました。
長い間黙ったままの
私に透が耳元で
小さく囁いたのです。
「"龍也"」
「あ、はい」
今の私の顔は
真っ赤だと思います//////
「どぉする?
あいつ、今なら
体育館に居るぜ」
ビクッ!!
「校長の言う様に
放送にするか?
どっちも、
そんなに距離
無いからな龍也が決めろ」
「私は……」
昨日の事や
校長室に
置いてきた
写真や手紙等
会いたく無い
理由は
沢山あったはず
でしたのに
私が出した
答えは……
「体育館に
行きましょう」でした。
内心自分でも驚きです。
「本当に
体育館で良いんだな?」
「直接呼びに
行くと言う
選択肢を私に
与えたのは貴方ですよ?」
全く、しょうがない人です。
「確かにそぉだな
んじゃぁ、行くか!!」
「はい」
校長室は四階。
体育館は二階にある為
二人で階段をゆっくり
降りて行きました。
因みに、放送室は
三階にあります。
体育館に着くと
透は中には入らず、
"此処で待ってる"と
言いました。
そぉ言えば
今やってるのは
透のクラスでしたね。
丁度、入口に来た
生徒を呼び止めて
岩滝を呼んで
貰いました。
「君、岩滝先生を
呼んでくれますか?」
「分かりました」
その男子生徒は
嫌な顔一つせず
岩滝の居る方へ
走って行き私が
呼んでると言う事を
伝えてくれました。
そして、
連れてきてくれたのです。
「九重先生ぇ~
岩滝先生を
連れてきました」
「有難うございます」
呼んでくれた彼に
お礼を言いました。
岩滝の顔が少し
引き攣って居る様に
見えたのは
多分、見間違えでは
無いと思います。
あの写真の事を知られて
しまったからには
顔も引き攣るでしょうね。
岩滝……先生を
放送で呼び出して
欲しいと頼まれたんです」
「そぉなのか。
なら、放送室行くより
直接言った方が
早くないか?」
確かに、
体育館の方が近いですね。
「まぁ、九重先生が
会いたく無いってなら
放送でも良いけどさ」
「……」
黙ってしまった私。
それは、透が
苗字で呼んだからです。
何時も、二人で
話して居る時は
名前で呼んで
下さるのに……
授業中とは言え
誰かに聞かれたら
大変なのは
分かって居るのですが
苗字で呼ばれた事が
酷く悲しいと
思ってしまいました。
長い間黙ったままの
私に透が耳元で
小さく囁いたのです。
「"龍也"」
「あ、はい」
今の私の顔は
真っ赤だと思います//////
「どぉする?
あいつ、今なら
体育館に居るぜ」
ビクッ!!
「校長の言う様に
放送にするか?
どっちも、
そんなに距離
無いからな龍也が決めろ」
「私は……」
昨日の事や
校長室に
置いてきた
写真や手紙等
会いたく無い
理由は
沢山あったはず
でしたのに
私が出した
答えは……
「体育館に
行きましょう」でした。
内心自分でも驚きです。
「本当に
体育館で良いんだな?」
「直接呼びに
行くと言う
選択肢を私に
与えたのは貴方ですよ?」
全く、しょうがない人です。
「確かにそぉだな
んじゃぁ、行くか!!」
「はい」
校長室は四階。
体育館は二階にある為
二人で階段をゆっくり
降りて行きました。
因みに、放送室は
三階にあります。
体育館に着くと
透は中には入らず、
"此処で待ってる"と
言いました。
そぉ言えば
今やってるのは
透のクラスでしたね。
丁度、入口に来た
生徒を呼び止めて
岩滝を呼んで
貰いました。
「君、岩滝先生を
呼んでくれますか?」
「分かりました」
その男子生徒は
嫌な顔一つせず
岩滝の居る方へ
走って行き私が
呼んでると言う事を
伝えてくれました。
そして、
連れてきてくれたのです。
「九重先生ぇ~
岩滝先生を
連れてきました」
「有難うございます」
呼んでくれた彼に
お礼を言いました。
岩滝の顔が少し
引き攣って居る様に
見えたのは
多分、見間違えでは
無いと思います。
あの写真の事を知られて
しまったからには
顔も引き攣るでしょうね。