命〜失って気付くモノ〜
夜景…!?


嬉しい!!


私は海斗と3年も付き合いながら夜景なんて連れて行ってもらった事がなかった…


そして私は[夜景]という言葉に興奮し、さっきまでの緊張が一気になくなった。



『うん!!』



私がそう答えると、相澤くんは



「よっしゃ〜」


と言って車を走らせた。



道中、私達は特に会話する事はなく沈黙だったが、夜景という嬉しさから私は全く気にならなかった。




それからどれくらい走っただろうか…



「着いたよ!!」


そう言われ、私達は車を降りた。



もう3月末とはいえ、夜でしかも山の上となれば少し肌寒い!!




駐車場から少し離れて行った次の瞬間!!
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