命〜失って気付くモノ〜
地獄めぐりとは…




全体がきれいな水色をした【海地獄】

泥沼みたいなとこからポコポコと温泉が沸騰している
【鬼石坊主地獄】

全体が真っ白なミルクのような
【白池地獄】



なと、見た事ないような温泉がたくさんあった。




『温泉見るだけって最初はつまんなそうって思ったけど、行ってみると楽しかった〜』



そして私達は再び車に乗り次に連れて来られたとこは…



「着いたよ!!俺の実家!!」



実家!?!?



相澤くんは驚いてる私を無視して家に入っていった。


私も慌て後を追って家に入った。



『おっお邪魔しまぁす』



「いらっしゃい」


そう言って中から出て来たのはお母さん!


「遠いのにわざわざ一弥に会いに来てくれたんだって!?ありがとねぇ!!」


お母さんは私に微笑んだ。


『いえっ!すいません突然お邪魔しちゃって…』



そして私は相澤くんの部屋に案内された。



部屋のドアを開けると…



いい匂い…



あのお香の匂いがした。




私達は相澤くんの高校の卒アルや学園祭の時のビデオなどを見て楽しんだ。



そして


『お邪魔しましたぁ!!』


そう言って家を出るともう日は沈み真っ暗になっていた。


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