命〜失って気付くモノ〜
第十七章 過ち…


ピピピピッ!!



最近の私は毎朝基礎体温を計っている。




今日辺り排卵日かぁ…





今日は海斗とデートの日。
デートと言っても私達の場合は海斗の家でまったり過ごす事がほとんど。



今日もいつも通り駅まで迎えにきてもらって、海斗の家へ。


部屋に入るなり海斗は私に抱きつきキスをしてきた。

舌を絡ませながらゆっくりベッドに倒される…


海斗の唇は私の口を離れ首筋…胸へ…



そして右手は私のスカートの中へ…


私は海斗の首に腕を回し抱き寄せるとキスをした。





そして私達一つになり、海斗の気持ちが最高に高ぶった時、私は漏れる吐息の中呟いた。



『中…で…出して…』



一瞬海斗の動きが鈍り


「でも…今日は大丈夫な日なの?」


『…大丈夫』



海斗は絶頂に達した。


そして、私の下半身から暖かいものが流れ出るのを感じた…。
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