命〜失って気付くモノ〜
そして、怒りに満ちた顔のお父さんがゆっくり口を開いた。



「こぉいう問題は男だけが悪いんじゃない!!2人共の責任だ!!でも自分の娘が可愛い…相手のやつと話がしたい。」



そう言われた私は、海斗に電話をかけ、お父さんに変わった。



「どぉいうつもりでうちの娘と付き合ってたんだ!!よくも貴様〜!!うちの娘は傷物だぞ!!!!!」




……傷物?

私、傷物…?




それを聞いた私は声を出して大きく泣き崩れた…


私って傷物になるんだ…




そしてお父さんは

「もう二度とうちの娘に近づくな!!」


そう言って電話を切った。



そして泣き崩れる私を抱き締めた。




私は抱き締められてるお父さんの腕の中で


『ごめんなさい、ごめんなさい!!』


と何度も泣き叫んだ…
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