命〜失って気付くモノ〜
第二十二章 命
こうして私達の新婚生活が始まった。






毎朝起きると横には愛する人の寝顔。


共働きの私達。


毎朝早くからお揃いのお弁当を作り、出勤する。


そしてスーパーで買い物して帰って愛する人の為に晩御飯を作る。


大輝が帰ってくると2人でご飯を食べ、その後は決まって2人で一緒にお風呂に入り、一つのベッドで仲良く寝る。


こんな平凡だけど幸せな日々が続いた。





そして結婚してから2ヵ月半が経った頃…



私達の元に小さな小さな命がやってきた。
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