命〜失って気付くモノ〜
それから2、3分が経ち再び
コンコンッ!!
とノックされた。
『はい。』
私が返事をすると、一人の助産士さんが入ってきた。
腕には私達の赤ちゃんがしっかりと抱かれている…
助産士さんは
「身長27cm、体重は625gの男の子ですよ。まだまだこんなに小さいけど、立派な赤ちゃんですよ」
そう言って少し微笑み、その小さな赤ちゃんを私の腕に渡した。
私は初めて我が子を抱いた。
もう顔は真っ青で冷たくなり息はしていない。
けど私達の可愛い可愛い赤ちゃん…
私は
『ごめんね…』
と呟ききつく抱き締めた…
今にも壊れそうなくらい小さな小さな我が子だけれど顔は大輝によく似ている…
『大輝にソックリだね!?』
「でも鼻は美空じゃない!?」
なんて言いながら
そしてその日は親子3人で一晩過ごした…
コンコンッ!!
とノックされた。
『はい。』
私が返事をすると、一人の助産士さんが入ってきた。
腕には私達の赤ちゃんがしっかりと抱かれている…
助産士さんは
「身長27cm、体重は625gの男の子ですよ。まだまだこんなに小さいけど、立派な赤ちゃんですよ」
そう言って少し微笑み、その小さな赤ちゃんを私の腕に渡した。
私は初めて我が子を抱いた。
もう顔は真っ青で冷たくなり息はしていない。
けど私達の可愛い可愛い赤ちゃん…
私は
『ごめんね…』
と呟ききつく抱き締めた…
今にも壊れそうなくらい小さな小さな我が子だけれど顔は大輝によく似ている…
『大輝にソックリだね!?』
「でも鼻は美空じゃない!?」
なんて言いながら
そしてその日は親子3人で一晩過ごした…