命〜失って気付くモノ〜
そして私は太陽の遺骨を大輝のおじいちゃんと、おばあちゃんが眠るお墓に納骨する決心をした。












―――次の日。



私は小さな骨壺を持ち、墓地に向かった。




そして住職さんの手によってそっと納められた…




『おじいちゃん、おばあちゃん、太陽をよろしくお願いします。太陽、いい子にするんだよ…』




私は手を合わせ、そう拝んだ…











そして空には太陽が眩しいくらい私を照らしていた…
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