命〜失って気付くモノ〜
私は安心したと同時に怒りが込み上げてきた。



バンッ!!


両手で机を叩き立ち上がると、泣きそうになるのを必死にこらえながら海斗を睨み付け店を飛び出した!!



「ちょっと待てよ!!」



追いかけきた海斗に腕をつかまれた。



『離して!!帰る!!』



「ごめんって!!とりあえず車乗って!!」


そう言って、私は無理矢理車に乗せられた。



車は海斗の家に向かっていたが、その間お互い口を聞かなかった…
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