命〜失って気付くモノ〜
第八章 地獄…
でもこんな幸せな日々は長く続かなかった…





日曜日のデートを控えていたある土曜日の晩。


海斗は仲の良い友達と飲み行くと言っていた。


でもいつもなら掛かってくるはずの電話がない…




どぉしたんだろう…



少し不安になりながら電話をかけてみた。



プルルルルル…



ガチャッ!!


『もしもし!?』


「…………。」



『もしも〜し?!』



ザワザワ…


「…………。」



『もしもし!?』



ガチャッ!!




プーップーップーップーッ…
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