犯罪的関係♥
『アンタ、マックしか食べないような
不健康な野郎だと思ってたよ』
『はー?マックも食べるけどさ。
さすがに無いだろ、それは』
色々と話をしてるうちに
アパートに着いた。
『普通のアパートだな』
あっ!
部屋の掃除しないと!
『アンタはここで待ってて!
掃除するから!』
『エロ本かー?
ちゃんと隠せよー?』
ついつい残念な性格に目がいってたけど
男の子を家にいれるなんて初めてだ…
ホントに性格は残念なんだけど
見た目はカッコイイし好みだし…
しかもエロ本あるし………
机の中にでも入れておくか。
あとは散らかってるもの片付けて…
終わった!!
『入ってどうぞー翔ちゃん!』
『…翔ちゃん?!
気持ちワリー………』
部屋は1K。
ちょっと狭いね…
『んー。なんか着替えねぇの?
気分わりーけど、彼氏のでも
いいからさ』
男物の着替え?!
無いよ、そんなの!!
『無い……………』
『マジか?彼氏泊めてないの?
で、俺泊めるの?』
不思議そうに翔が私を見る。
『彼氏いないし』
『へー。意外だな、意外!
じゃあ姉ちゃんのスウェットでも
貸してよ』
『いいけど、入るかな?』
『入る入る大丈夫だって』