先輩彼女
幕開け
『カズ君てさ、あたしの事どう思ってるの?』
「あ?
あ~…彼女じゃねーの?」
『全然そんなふうに思えないよ。あたしの事、本気で好き?』
「…てか俺そーゆうの苦手。メンドーな女嫌い。」
『あ…ごめん。』
はぁ、この子もそろそろ潮時かな。
なんで女ってこうなんだろ。
ヤッたらすぐ彼女気取りで縛りたがるし、連絡取りたがるし。
記念日・プレゼント・デート…
あーウゼェ。
「別れよっか。次はもっとちゃんとした男見付けろよ?」
『えっ!?あの…もう言わないから!ごめんなさ…』
「ゴメンね。」
焦ってる女の子をそのままにしてカズは部屋を出た。