雨のち晴
1chapter.

豪雨


訳もわからず、"汚い""帰れ"
などと罵られてきた私。

辛かった.....

誰にも相談出来ずに
一人、部屋で泣くのが日課。

父は業界トップの会社社長。
母も父の仕事のお手伝い。

家に帰って来るのは
月に数える程しかなかった。

そんな姿を見ると相談なんて
出来るはずもなかった。

この馬鹿デカイ家に居るのは
私とお手伝いさん。

辛かった.....
そして...寂しかった


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