アタシの恋物語
それから毎日仕事。



仕事しかしてない。



気の合う友達は飛鳥くらいだから友達もいない。



「ねぇマスターってどんな感じ!?」

「今仕事中。」

「ヒマじゃん…。教えてよ♪」



あたしはあれから店には行ってない。



なんとなく行けない。



「髪は、短髪。目は少し茶色。鼻はそこそこ高くて、顎に髭が生えてる。」

「一言で言うと!?」

「かっこいい…」

「はぁん♪」



飛鳥は何か納得した様に頷き、仕事に戻った。



何!?
何か文句ある!?



そりゃあかっこいいよ。



ってかアタシのタイプ。



アタシってタイプとかあったんだ…。



それから土日以外に仕事をするだけの生活。



飛鳥は例の彼と付き合いだしたらしい。



信じらんない。



合コンはナシ…。


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