アタシの恋物語
「やっと承諾してくれたね♪」



今一緒にご飯を食べている男は、うちの会社の取引先の男。



顔がいいだけで他はダメ。



遊んでそうだし。



だからアタシは断り続けてた。



「一条さん、もっと飲んでいい?」

「いいよ♪でもさ、そろそろ下の名前で呼んでよ♪」

「ごめんなさい。知らない。」

「マジ??」



あたしは頷く。



「ハルキだよ♪」



ハルキ…



何でよ…。



「そろそろ出ない?」

「うん。」



アタシはもう1人のハルキと店を出た。



ヤバい。
飲み過ぎた。



「サキちゃん、大丈夫!?」

「ダメ…」

「俺んちすぐ近くだから行こう♪」



こうして連れてこられたハルキのアパート。



男と女が同じ部屋にいてする事は一つ。


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