アタシの恋物語
「見てただけ…」

「何だよそれ♪もしかして俺に惚れた!?」

「かもね…。」



アタシの口は勝手に喋りだした。



春輝はビックリしてこっちを見てる。



「サキ、お前飲み過ぎ。後1時間で店閉めるから、そしたら送ってく。」



よかった…。
本気にされたら困る。



「1人で帰れる。」

「いいから待ってろ!!」



えっ…



春輝が少し怖い…



「はい…」



アタシは少し怒ってる春輝にビックリした。



それから1時間。



お店にはアタシと春輝だけ。



「サキ、送ってくから。家教えて。」

「うん…」



アタシと春輝はONEを出て歩きだした。



「何でそんなに飲んだ?」

「友達に飲まされた…」

「はぁ…。」

「怒ってるの?」

「怒ってねぇよ?こっち?」

「うん…」



あたし達はひたすら歩いた。


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