アタシの恋物語
お店はまだ開いてない。



アタシは外で春輝が来るのを待った。



まだこない。



こない。



その時お店のドアが開いた。



「サキ…」



春輝がお店の中から出てきた。



「春輝、昨日はごめんなさい…」

「入れよ…」



春輝がアタシをお店の中に入れてくれた。



「座ってて。」



そう言われ、アタシはカウンターに座る。



開店前の静かな店内。



春輝が何か作ってる。



しばらくして春輝がオムライスを持ってきた。



「食え♪」



いつもの春輝だ…



「いただきます…」



春輝が作ってくれたオムライスはすごくおいしかった。



「サキ、昨日は悪かったな…。」

「アタシこそごめん…。」

「いや、俺が悪い。」

「春輝…」



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