アタシの恋物語
「春輝、ミルクティ飲む?」

「ん?ありがと♪」



春輝はアタシからミルクティを受け取ると体を離した。



春輝はキッチンのテーブルに寄りかかりミルクティを飲む。



「朝メシ食う?」

「いらない。アタシ朝はいつも食べないの。」

「ダメだねぇ♪俺も朝は寝てるから食わないけど。」



春輝が笑う。



かっこいいなぁ…



「春輝ってコーヒー嫌いなの?」

「イヤ、コーヒー飲むと頭痛くなんだよ。」

「何それ?」

「何だろうな♪」



春輝が笑うとアタシも嬉しくなる。



こんな気持ちは初めてだよ…。



「サキ、どっか行きたい?」

「行きたくない。春輝とここにいたい。」

「ヤケに素直じゃん♪」



そう言って春輝はアタシの頭を撫でてくれた。



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