アタシの恋物語
「春さん♪何か食べさせて♪」

「いらっしゃい花ちゃん。今日は文化祭だったんだろ?」



この人は春さんらしい。



すごくかわいい女の子は春さんと呼ばれるマスターと仲良く話してる。



ギュッ



何!?



何か心臓が苦しい。



あたしはお酒を飲み干してまたマスターに声をかけた。



「おかわり♪」

「はい。同じのでいい?」

「うん。」



そう言ってまたピンク色のお酒を差し出すマスター。



「君、名前は?」



アタシに聞いてるの?



「サキ…」

「サキちゃんか。初めて来たでしょ?」

「うん。」



マスターと話す度にアタシの胸が苦しくなる。



どうしたんだろう…。



アタシは何かの病気なんだろうか。



その時、また1人の客がやってきた。



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