×真夏の[変態]恋伝奇×
翌日は夏らしく日差しが強い日だった。
あたしは待ち合わせの四時間前に起きて、シャワーからのヘアメイク、からの日焼け止めをばっちり塗りたくってきた。
準備万端だ。
結局コーデは涼しげな水色ワンピとオニューのサンダルで髪はポニー。
普段は露出高めなあたしが、なかなか清楚系を極めてみた。
昆野くんの反応が楽しみだ。
彼はクールな人だから、ストレートに褒めてはくれないかもしれないけど、ちょっと照れながら
「やばい、可愛いよ清水さん」
なんて言ってくれるかもしれない
…って、何妄想してんだワタシ!
待ち合わせの公園につくまで、そんな妄想をして楽しんだ。