天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
手順は踏まない、勝手に台詞はアドリブかます、その上に遥の正体バレ乙。
窮奇が舞台に上がった事で、予想通りに演目はグダグダになる。
目眩を覚える遥の背後で。
「おいっ、どうした!」
「何だこの長い針は!これが刺さって気絶させられているのかっ?」
舞台袖で抱き起こされる、本来のジュリエット役の女子生徒。
出番直前、何者かの襲撃を受けたらしい。
そう、窮奇(なにものか)の。
演劇部の舞台は、たった一人の風紀委員長によって大混乱を来たしていた。
(何これ…)
遥がワナワナと震える。
(何このテロっっっっっ!)
窮奇が舞台に上がった事で、予想通りに演目はグダグダになる。
目眩を覚える遥の背後で。
「おいっ、どうした!」
「何だこの長い針は!これが刺さって気絶させられているのかっ?」
舞台袖で抱き起こされる、本来のジュリエット役の女子生徒。
出番直前、何者かの襲撃を受けたらしい。
そう、窮奇(なにものか)の。
演劇部の舞台は、たった一人の風紀委員長によって大混乱を来たしていた。
(何これ…)
遥がワナワナと震える。
(何このテロっっっっっ!)