天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
店内へと遥を案内するアリスカ。

「で…何食べる訳?…じゃなかった…お召し上がりになりますか?」

「そうだな…このオムライスでも貰うか」

遥はメニュー表を指差す。

「し…少々お待ちを…」

今すぐにでもバイオリンケースから愛用のドラグノフ狙撃銃を持ち出して射殺したい衝動を堪え、厨房へと引っ込むアリスカ。

しばらくして…。

「お待たせ致しました」

出来上がったオムライスを盆に載せ、彼女は戻ってくる。

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