天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
やがて開場して、多くの参加者が教室に入室してくる。
ここで行われるのは、科学部主催による鼓姫の最新型の発明品オークション。
『恐ろしく天才だが、いつも本気を出さないのでどれ程のものか計り知れない』と噂される鼓姫の発明品が購入できるのは、世界広しといえどもこの文化祭時だけである。
「鼓姫の発明品は、この俺も一目置いているからな。発明したパワードスーツが製品化して発売されたのは、たまたま俺が先だったってだけだ。アイツの発明だって、十分に製品として耐えうる」
そう言うのは2年の御雷 疾風。
鼓姫とはよきライバルとも言える。
ここで行われるのは、科学部主催による鼓姫の最新型の発明品オークション。
『恐ろしく天才だが、いつも本気を出さないのでどれ程のものか計り知れない』と噂される鼓姫の発明品が購入できるのは、世界広しといえどもこの文化祭時だけである。
「鼓姫の発明品は、この俺も一目置いているからな。発明したパワードスーツが製品化して発売されたのは、たまたま俺が先だったってだけだ。アイツの発明だって、十分に製品として耐えうる」
そう言うのは2年の御雷 疾風。
鼓姫とはよきライバルとも言える。