天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
そうしているうちに、前列の席にも参加者が座り始めた。
仕立てのいいスーツを着用した…一般客だろうか?
その割には物々しい警護がついている。
「な、何だいあの人達っ…どこの偉い人っ?」
ヒソヒソと耳打ちするおんこ。
「知らないよ…警護がついてるなんて、相当な大物かな?」
ラビも小声で返す。
そんな中。
「よくわしのオークションに来てくれたな」
ちびっ子の鼓姫が教壇に立つ。
…が、ちびっ子過ぎて教壇に隠れてしまい、前が見えない。
クスクスと会場に起こる失笑。
「え、ええいっ、笑うな!芽々、台を持って来い!」
「はい、博士」
苦笑いしつつ芽々が足場の台を運び、鼓姫がその上に立った。
仕立てのいいスーツを着用した…一般客だろうか?
その割には物々しい警護がついている。
「な、何だいあの人達っ…どこの偉い人っ?」
ヒソヒソと耳打ちするおんこ。
「知らないよ…警護がついてるなんて、相当な大物かな?」
ラビも小声で返す。
そんな中。
「よくわしのオークションに来てくれたな」
ちびっ子の鼓姫が教壇に立つ。
…が、ちびっ子過ぎて教壇に隠れてしまい、前が見えない。
クスクスと会場に起こる失笑。
「え、ええいっ、笑うな!芽々、台を持って来い!」
「はい、博士」
苦笑いしつつ芽々が足場の台を運び、鼓姫がその上に立った。