天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
「何より凄いのはこれだ!」

鼓姫が仔猫の尻尾を強く引っ張ると。

「!!!!」

口からビームを放つ仔猫!

ビームは教室の窓の外へと発射され、遥か彼方の空で大爆発を起こした。

「「猫怖ぇえぇぇえぇえぇえぇえっ!」」

思わずツッコむおんことラビ。

「このように、防犯用にレーザー光線発射装置を装備している。番犬…もとい番猫としても最適だ」

忍び込んできた泥棒が不憫で仕方ない。

「この万能ロボット猫を」

鼓姫は人差し指を立てた。

「今回は特別価格…いちおくまんえんから始める!」

「「買えねぇよっっっっっ!」」

生徒の参加者が一斉にツッコんだ。

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