天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
それにしても刺激的なアングルだ。

座っている遥からは、しゃがみ込んで制服を拭くアリスカの胸元が丸見えな訳で…。

「あ」

アリスカが声を上げる。

「ご主人様、またケチャップがこぼれて…」

言いかけて顔を上げると。

「っ…」

遥は濁流の如く鼻血を流していた。

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