天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
「ばばばばば馬鹿を言ってもらっては困るな!」
ダバダバと両手を振り回して鼓姫が抗議する。
「わしは天才だぞ!科学技術のエキスパートだぞ!世界各国のお偉いさんにも精通しているのだぞ!そんなわしがこんな幼稚園の年少さんが喜ぶような遊園地で楽しめるとでも」
「ここに遊園地の無料乗り放題券があるんだけどなっ」
「くれっ!」
コンマ数秒の変わり身の早さを見せる鼓姫。
彼女はおんこから無料乗り放題券を引っ手繰るようにして受け取り。
「ええいっ、退け退け!天才が通るぞ!わしが一番先にジェットコースターに乗るのだ!」
大人げない態度で列を横入りしていった。
まぁ子供だが。
ダバダバと両手を振り回して鼓姫が抗議する。
「わしは天才だぞ!科学技術のエキスパートだぞ!世界各国のお偉いさんにも精通しているのだぞ!そんなわしがこんな幼稚園の年少さんが喜ぶような遊園地で楽しめるとでも」
「ここに遊園地の無料乗り放題券があるんだけどなっ」
「くれっ!」
コンマ数秒の変わり身の早さを見せる鼓姫。
彼女はおんこから無料乗り放題券を引っ手繰るようにして受け取り。
「ええいっ、退け退け!天才が通るぞ!わしが一番先にジェットコースターに乗るのだ!」
大人げない態度で列を横入りしていった。
まぁ子供だが。