天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
「と、冗談はさておき。誰か知り合いがいないかなと探していたのだよ」
窮奇はポケットから二枚のチケットを取り出す。
『ラビ・アシュミールライブ2011』と書かれたチケット。
文化祭のパンフレットにも書かれている。
間もなく開始する体育館での音楽イベントだ。
「我が龍娘女史誘って、狂乱のドサクサに紛れてヤっちゃってもいいのだけれど、ほら、我、風紀委員長として取り締まりがあるだろう?ライブに行ってる暇ないのだよ。アリスカにあげるから、啓太でも誘って二人でヤっちゃってよ」
「ヤっちゃわない!それに啓太も自分のとこの出し物で忙しいわよっ!」
でもまぁ折角だしと、アリスカは窮奇から二枚のチケットを受け取る。
「我に感謝したまえよ、なかなか手に入らないプラチナチケットだよ?」
口端を引いてニヤリと笑いながら。
窮奇は手を後ろに組んで渡り廊下を歩いていった。
窮奇はポケットから二枚のチケットを取り出す。
『ラビ・アシュミールライブ2011』と書かれたチケット。
文化祭のパンフレットにも書かれている。
間もなく開始する体育館での音楽イベントだ。
「我が龍娘女史誘って、狂乱のドサクサに紛れてヤっちゃってもいいのだけれど、ほら、我、風紀委員長として取り締まりがあるだろう?ライブに行ってる暇ないのだよ。アリスカにあげるから、啓太でも誘って二人でヤっちゃってよ」
「ヤっちゃわない!それに啓太も自分のとこの出し物で忙しいわよっ!」
でもまぁ折角だしと、アリスカは窮奇から二枚のチケットを受け取る。
「我に感謝したまえよ、なかなか手に入らないプラチナチケットだよ?」
口端を引いてニヤリと笑いながら。
窮奇は手を後ろに組んで渡り廊下を歩いていった。