天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ
ライブ初参加の客は、この辺りで早速『え?何このライブ、ちょっとおかしくね?ねぇ、おかしくね?』と違和感を感じ始める。
そんな客は置いてきぼりだ。
ジョビーン!とギターを一度掻き鳴らして。
「えー…俺達青春真っ只中…恋や友情、色々辛い事もあると思う」
何の前触れもなくラビは弾き語りを始めた。
「人生って長い道程だから、時にはどん底まで転がり落ちる事もあると思う…だけど、やり直せない人生なんてないんだ。どんなに転がり落ちても、絶対に這い上がれる…そんなメッセージを込めて、歌おうと思う」
マイクに向かって、ラビは甘い声で囁いた。
「…聞いてくれ…曲は…『どんぐりころころ』」
「「「えぇええぇえぇえぇえぇえっ?」」」
そんな客は置いてきぼりだ。
ジョビーン!とギターを一度掻き鳴らして。
「えー…俺達青春真っ只中…恋や友情、色々辛い事もあると思う」
何の前触れもなくラビは弾き語りを始めた。
「人生って長い道程だから、時にはどん底まで転がり落ちる事もあると思う…だけど、やり直せない人生なんてないんだ。どんなに転がり落ちても、絶対に這い上がれる…そんなメッセージを込めて、歌おうと思う」
マイクに向かって、ラビは甘い声で囁いた。
「…聞いてくれ…曲は…『どんぐりころころ』」
「「「えぇええぇえぇえぇえぇえっ?」」」