可愛い可愛いうさぎサンには嘘があるッッ?!
ベットルームの方へ歩いていき、
暫くするとタオルケットを二枚
もって帰って来た。
『世話のかかる餓鬼だ・・・』
そう言いながらも、しっかりしている
良祐。
『・・・でも、可愛いんだよなぁ』
良祐の横顔はとても優しそうで好きだ。
『ふふ・・・良祐の世話焼き』
『はぁ?ンに言ってんだか。
尚も寝んの??』
『寝ないよ。そろそろ天然チィが
帰って来ると思うから・・・
お茶いれてくる』
『・・・?あぁ、チナツか・・・』
『うん。良祐はブラックでいい??』
『あぁ』
俺は、キッチンへ向かうべく
立ち上がった。
―Side 尚 End―