可愛い可愛いうさぎサンには嘘があるッッ?!

『ちょっ!チナツ!!
ボタン掛け間違えてる』


そう言って直す尚。
うん。やっぱり母だ。


『ふぁ~・・・』


・・・・変な光景だ。
ものすごく変な光景だ。
・・・尚、絶対女装した方が
いいとおもう。


『はい。出来た。あ!!
朝ご飯の用意してたんだった』


慌てると思っていた私は、
のろのろと動き出した尚に
驚いた。


「急がなくてもいいの?」

『?あぁ・・・忘れたの??
ココに住んでいる人は、授業でなくても
いいの♪テストは別だけど』


ここで、重大な問題が・・・


「・・・私は??」




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