神さん
涼子の住んでいるアパートは新築で高級そうな感じがした。
「柚本さんの部屋は3階か……幽霊の分際でどうやって渡すべきだろう。」
真がアパートの前を行ったり来たりを繰り返していると自転車のハンドルについている赤いボタンに気がついた。
何気なく押してみると中から青白い光が溢れ出して自転車が宙に浮かび出した。
「わぁー!!神様勝手に変なの付けたな。」
試しに涼子の部屋まで浮かんでみると涼子はまだ帰ってきてないようだった。
「いまがチャンスだ!」
真は壁をすり抜けて部屋に入った。
初めて入る女の子の部屋に感動と同時に罪悪感が込み上げた。
「いま彼女が帰って来たら絶対嫌われるな……」
ガチャ
「え?……」
涼子はすでに家に帰ってたようだった。真に気付く様子もなく自転車の下を通り過ぎていった。
(やばい、逃げなきゃ…でも姿は見えないはずだから大丈夫か。)
この後すぐ涼子と真は初めて出会う。
真は自分を神さんだと偽って後に神様に怒られたのは言うまでもない。
「柚本さんの部屋は3階か……幽霊の分際でどうやって渡すべきだろう。」
真がアパートの前を行ったり来たりを繰り返していると自転車のハンドルについている赤いボタンに気がついた。
何気なく押してみると中から青白い光が溢れ出して自転車が宙に浮かび出した。
「わぁー!!神様勝手に変なの付けたな。」
試しに涼子の部屋まで浮かんでみると涼子はまだ帰ってきてないようだった。
「いまがチャンスだ!」
真は壁をすり抜けて部屋に入った。
初めて入る女の子の部屋に感動と同時に罪悪感が込み上げた。
「いま彼女が帰って来たら絶対嫌われるな……」
ガチャ
「え?……」
涼子はすでに家に帰ってたようだった。真に気付く様子もなく自転車の下を通り過ぎていった。
(やばい、逃げなきゃ…でも姿は見えないはずだから大丈夫か。)
この後すぐ涼子と真は初めて出会う。
真は自分を神さんだと偽って後に神様に怒られたのは言うまでもない。