胸は揉んでも大きくならないよ…

「許嫁の彼女がいるから無理って、言ったんだけど…諦めないって言って、その日は帰っていったんだ」

「その日は…?」


ってことは、何回か告白されてるってこと?


「今日も、休み時間に告られた。だから、諦めろって言ったのに…諦めないって言って…"彼女さえいなければ…"って小さく呟いた。だから、心配になって放課後、葵を探しまくった」


あぁ…
だから、輝があんな時間に居たのか

心配してくれたんだ
素直に嬉しい…


「どう?納得してくれた?妬きもち焼きの、葵ちゃん?」


いつの間にか、目の前にある輝の嬉しそうな顔

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