君想い

「天使って本当にいたんだ。」

と一人驚いていた。

隼人の方を見ると、全く驚いていなかった。


「隼人は驚かないの?」


私がそう聞くと、隼人じゃなく天使が答えた。


『隼人様は百合(ユリ)様が来る前に私に一回会っていたので。』


「へぇー…だから驚かないんだ。」


『そうです。』


「てか、やっぱり天使が現れたってことは私達死んだんだ?」


< 3 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop