Secret Garden!!〜オトコだらけの秘密の花園〜
「いったん部屋に戻る?一人の方がいい?それとも…」
樹さんがいたわるように私の頭を撫でる。
「…俺、送ってくよ。陽依、立てる?」
棗さんがそう言って、私の体を支えてくれる。
「…ごめんなさい。」
みんなに一言謝って、私は棗さんに連れられてリビングを後にした。
「…棗さん、ご…」
棗さんにも謝ろうとすると、言葉を遮られた。
「謝らないでくれる?俺がしたくてしてるだけだから。」
そう言いながら、棗さんは私の手を引いて部屋まで送ってくれた。