Secret Garden!!〜オトコだらけの秘密の花園〜
「あの…、もしかして…お邪魔でした?」
二人のやりとりに、私は違和感を覚える。
もしかして…あんまり歓迎されてないのかな?
「あぁ、そうじゃないの。」
千尋先生が苦笑いする。
「…でも、」
戸惑う私を安心させるように、拓海さんは衝撃の事実を告げた。
「俺は陽依ちゃんのこと大歓迎なんだけど、ここ、男しかいないんだよね。」
「…え!?」
驚く私に、千尋先生はため息をつく。
「やっぱり校長、説明してなかったのね。やっぱり、私の家に居候する?」
だけど、千尋先生にそこまでお世話になるわけにはいかないし、全寮制だっていうし…
ホームレス生活もやだし…
「大丈夫です!千尋先生、ホントにありがとうございます。」
私は、千尋先生に頭を下げて言った。