Secret Garden!!〜オトコだらけの秘密の花園〜



一階へ降りて、ウッドデッキから続く芝生に、竜くんはいた。
…胴着姿の竜くんが。




「竜くん…なんで胴着姿?」

私が訝しみながら声をかけると、竜くんは満面の笑みで振り返った。



「ひよりんに楽しんでもらおう思って!」

そういう竜くんの足元には何故か瓦が。



「まさか…。」

「見とってや!」

竜くんは笑顔でそう言うと、目を瞑る。
そして、綺麗な姿勢ですぅっと息をはきだした。






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