Secret Garden!!〜オトコだらけの秘密の花園〜
「陽依ちゃん?やっぱり口に合わない?」
ボーッとしていると、樹さんが少し心配そうに私の顔を覗き込む。
知らないうちに、みんな食事をはじめていたようだ。
「いえいえ!違います!いただきます!」
あわてて目の前に置かれた料理に手をのばす。
かいわれ大根と水菜、人参を生春雨で巻いたものや、ルッコラと生ハムのパスタなど、おしゃれな感じの料理がいっぱい。
「…!!」
「どう…かな。」
不安そうに私をみる樹さん。
「おいっしいっ…!!」
美味しさのあまり、私はそれしか言えなかった。